まずは、正しく不定詞のnot の位置を理解しているか試してみましょう!
「寝る前にスマホをいじらないことにした」
- I didn’t decide to use my smartphone before sleep.
- I decided not to use my smartphone before sleep.
「テキストを持ってくる必要はありません」
- You don’t need to bring your textbook.
- You need not to bring your textbook.
「息子は学校に行こうとしなかった」
- My son didn’t try to go to school.
- My son tried not to go to school.
少しでも「あれ?どっちだっけ」となった人は、今回を機にnotの位置をマスターしましょう^^
not のルール
not は直後の文を否定する
不定詞を含む文章と、そうでない文章でも、not のルールに変わりはありません。
ですので、簡単な文章から not の位置を見てみましょう。
それは食べ物ではありません。
It is not food.
not の位置はどこだっけ?と迷いようがないようなシンプルな文章ですが、
否定したい対象と、not の位置に注意して文章を見てみましょう。
否定したい対象は food 。
そして、not の位置は foodの前、つまり否定したい対象の前にあります。
このようにnot は直後を否定します。
これらを念頭に置いて、先ほどの不定詞の文章を見てみましょう。
decide to の not の位置
先ほどの問題を、not のルール「not は直後の文を否定する」に従ってみてみましょう。
① I didn’t decide to use my smartphone before sleep.
このnot の位置の直後は、decide to… になっています。
「not は直後の否定する」ので、
decide to use my smartphone before sleep → 寝る前にスマホをいじることを決める
をnot で否定して、
I didn’t decide to use my smartphone before sleep. → 寝る前にスマホをいじることを決めなかった
となります。
続いて、もう一方を見てみましょう。
② I decided not to use my smartphone before sleep.
このnot の位置の直後は、to use my smartphone before sleep となっています。
「not は直後の否定する」ので、
to use my smartphone before sleep → 寝る前にスマホを使うこと
をnot で否定して、
not to use my smartphone before sleep → 寝る前にスマホを使わないこと
そして、これをdecided(決めた)のだから
I decided not to use my smartphone before sleep. → 寝る前にスマホを使わないと決めた。
これを見て分かるように、先ほどの問題の答えは②が正解です。
decide not to do で、「~しないと決める」となります。
寝る前にスマホをいじらないことにした。
I decided not to use my smartphone before sleep.
not がdecide の前に来る場合では、
I haven’t decide something yet. まだ~を決めていない。
I didn’t decide something. / I couldn’t decide something. ~を決めれなかった。
このような文章になることが多いです。
need to の not の位置
先ほどの問題を、not のルール「not は直後の文を否定する」に従ってみてみましょう。
① You don’t need to bring your textbook.
このnot の位置の直後は、need to… になっています。
「not は直後の否定する」ので、
need to bring your textbook → テキストを持ってくる必要がある
をnot で否定して、
You don’t need to bring your textbook → テキストを持ってくる必要がない
となります。
続いて、もう一方を見てみましょう。
② You need not to bring your textbook.
このnot の位置の直後は、to bring your textbook となっています。
「not は直後の否定する」ので、
to bring your textbook → テキストを持ってくること
をnot で否定して、
not to bring your textbook → テキストを持ってこないこと
そして、これがneed(必要)なのだから
You need not to bring your textbook. → テキストを持ってこない必要がある。
先ほどの問題の答えは①が正解です。
テキストを持ってくる必要はありません。
You don’t need to bring your textbook.
don’t need to で、「~する必要がない」
need not to で、「~しない必要がある」となります。
try to の not の位置
この調子で、try to のnot も見ていきましょう。
① My son didn’t try to go to the school.
このnot の位置の直後は、try to… になっています。
「not は直後の否定する」ので、
try to go to the school → 学校に行こうとする
をnot で否定して、
My son didn’t try to go to the school → 息子は学校に行こうとしなかった
となります。
続いて、もう一方を見てみましょう。
② My son tried not to go to school.
このnot の位置の直後は、to go to schoolとなっています。
「not は直後の否定する」ので、
to go to school → 学校に行くこと
をnot で否定して、
not to go to school → 学校に行かないこと
そして、これがtried(~しようとした)なのだから
My son tried not to go to school. → 息子は学校に行かないようにした。
先ほどの問題の答えは①が正解です。
息子は学校に行こうとしなかった。
My son didn’t try to go to the school.
don’t try to で、「~しようとしない」
try not to で、「~しないようにする」となります。
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あとがき
not の位置を間違えてしまうと、文章の意味が変わってきてしまいます。
先ほども見たように、不定詞を含む文章と、そうでない文章でも、not のルールに変わりはありません。
「not は直後の文を否定する」というルールを覚えて置けば、迷ったときに便利です♪
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