yet は否定文の副詞として「まだ~ない」、
接続詞として「~にもかかわらず、」「しかし、」 という意味を持ちます。
副詞のyet は、文中の複数箇所に置くことが可能です。
今回は、副詞として使われるyet「まだ~ない」の位置を見ていきましょう。
yet の位置は3つ
現在完了形 have + P.P と一緒によく使われるyet。
「まだ~ない」という否定文の場合、yetが置ける場所は3つあります。
- I haven’t done yet.
- I haven’t yet done.
- I have yet to do. / I’m yet to be.
① I haven’t done yet.
文末にyet を置くパターンです。
おそらくこの語順が私たちにとって一番馴染みのある形ではないでしょうか?
yet 以外の副詞も、文末に置くことができるので要領は全く同じです。
[ Examples ]
まだその本読み終わってない。
I haven’t finished reading the book yet.
その部屋はまだ誰にも使われていない。
The room hasn’t been used by anyone yet.
② I haven’t yet done.
こちらも通常の副詞と同じ要領。
動詞の前にyet を置くパターンです。
[ Examples ]
まだその本読み終わってない。
I haven’t yet finished reading the book.
受動態でhave been P.P を使う場合は、been の前に yet を置きます。
その部屋はまだ誰にも使われていない。
The room hasn’t yet been used by anyone.
③ I have yet to do. / I’m yet to do.
この形、yet to do / yet to do を知らなかった人、多いかもしれません。
見ての通り、not を使っていませんが先ほど見た2つと全く同じ意味で使うことができます。
[ Examples ]
まだその本読み終わってない。
I have yet to finish reading the book.
/ I’m yet to finish reading the book.
その部屋はまだ誰にも使われていない。
The room has yet to be used by anyone.
/ The room is yet to be used by anyone.
TOEICでもこの形が出てきたことがあったり、ネイティブが使うところを聞いたことがあるので、併せてこちらも覚えて置きましょう!
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あとがき
副詞のyet の位置を見ていきましたが、複数パターンがあるゆえに試験にもよく出てきます。
先ほど紹介した受動態の形 haven’t yet been P.P の語順も覚えておきましょう!
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