比較的~だ。は英語で何て言う?副詞relativelyとcomparablyの違いについてのまとめ。

「あのレストラン、比較的空いていたね」

このように「比較的~だ」は英語でどのように言えるでしょうか。

 

『比較的 英語』と検索してみると、2つの副詞relatively, comparably が出てきます。

どちらが上の例文にマッチする副詞なのでしょうか?

 

そこで今回は、

日常会話で使える「比較的~だ」のフレーズを見ていきましょう。

 

1.relatively

 

私たちがよく日常会話で使う「比較的~だ」という文章を少しかみ砕いて解釈してみましょう。

 

「あのレストラン、比較的空いていたね」

「あのレストラン、普段は混んでいる / 混んでいるだろうと思った けど、空いていたね」

 

このような意味になりますね。

このように、比較対象と比べて~だ。予想に反して~だ。という意味の「比較的~だ」と言う場合、

relatively が適切です。

 

ですので先ほどの例文では、

あのレストラン、比較的空いていたね。

That restaurant was relatively vacant.

このようになります。

 

これをcompareblyに置き換えるとどうなるのでしょうか?

見てみましょう。

 

2.comparably

 

皆さんが既に知っているであろう動詞 compare が元になっている副詞 comparably

動詞のcompare を知っていて、副詞のcomparablyの意味が辞書を引かなくとも、なんとなく意味を想像できる人もいるでしょう。

辞書を引いても、「比較的」と記載されているものもあります。

もう少し調べてみると、この単語は少し注意が必要なようです。

 

comparably をもう少し砕けた意味で言うと「他と比較して同じくらいにという意味です。

これを見ると、comparably relatively と同じようには使えないようです。

 

先ほどの例文でcomparablyを使ってしまうと、

「あのレストラン、いつもと同じぐらいに空いてたね」という意味になります。

 

つまり私たちが普段使う「今日は比較的に暖かいね/寒いね」「比較的に安いね/高いね」を言いたい場合は、relatively がベストということです。

 

ちなみにですが、comparably の例文を検索するとなかなか日常会話で使えそうなものがありませんでした。

おそらく日常会話で使うには難い単語なのかもしれません。

 


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3.compared to

 

副詞1語で使う表現以外にも、1つ便利なフレーズを紹介したいと思います。

私がrelativelyを知る前によく使っていた、compared to を使った表現です。

 

あのレストラン、普段と比べて空いていたね。

That restaurant was vacant compared to usual.

 

このように、compared to を使った表現も便利です。

comapred to の後ろは名詞が来ますので、

compared to yesterday →「昨日と比べて」

compared to the first one →「最初のモノと比べて」

このように応用がききます。

 

勿論、中学英語の文法である比較級でも表現できます。

 

 

4.あとがき

 

あまりよく見ないで辞書を引いてしまうと、間違って覚えてしまう可能性があります。

辞書を引くことは全く悪いことではないのですが、その単語の意味だけでなく例文を必ずチェックして

実際にその単語を使う時のことを想像しながら勉強してみましょう。

 

みんなで頑張って使えるボキャブラリーを増やしていきましょう^^

今回の記事が、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

 

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