英会話レッスンで予習は必要?レッスンの効率がアップする予習のやり方を紹介します!

英会話をやっている方、予習と復習していますか?

 

勉強には復習が大事!とよく言われていますが、

英会話においては予習が非常に大事だと思っています。

私も英会話を約2年継続していますが、

復習に力を入れていた時よりも予習を重点的に行ってから、非常に効率の良いレッスンを受けることができると実感しています。

 

そこで今回は、

レッスンを充実させるための予習のやり方を紹介します。

 

この記事を読めば、こうなる!
  • 受け身のレッスンから卒業し、主体的なレッスンになる
  • レッスン中の質問の質も上がる
  • アウトプットの時間が多くなる

 

英会話教室、オンライン英会話、語学学校 etc…

どのような形式で英会話をやっていても共通する内容になっていますので、最後まで是非ご覧ください。

 

1.何のために予習をするのか?

 

「レッスンはインプットの場ではなく、アウトプットの場にしてしまおう!」

この意識があるおかげで、私は予習をするようになりました。

 

アウトプットというものは、自分の持っている知識を発揮することですね。

なぜレッスンはアウトプットの場にすると良いと考えたのか?

逆の考えをしてみると理由がお分かりいただけるかもしれません。

 

「レッスンはアウトプットの場ではなく、インプットの場」として考えてみましょう。

インプットというのは、自分が知らない知識を取り入れることですね。

例えば、「商品の値段を聞く」というレッスンがあったとします。

※テキストや教材が公開されていて、内容を確認できるという前提です。

 

自分では、

How mush is it?

この形を知っていたものの、

How much does it cost?

動詞cost が使われる形は知らなかったとします。

 

これをレッスン内で初めて見た場合、

「costとはどういう意味なんだろう?」

「costの品詞って何だろう?」

といった疑問が生まれたとしましょう。

先生がこの質問に答えてくれた場合、新しい知識が増えたということなので、インプットとなりますね。

 

ですが、予習をしていればどうでしょうか?

  • How much is it? の形以外にもフレーズがある
  • cost は名詞でもあり動詞でもある

と自分で簡単に疑問を解消できたはずです。

ネットで調べれば一瞬で解決することも、貴重なレッスンの時間を質問に費やしてしまうことになります。

 

レッスンは時間が決められており、自分にとっても貴重な時間です。

レッスンはインプットの場ではなくアウトプットする場にする!

と意識を少し変えるだけでも、圧倒的にレッスンの質が変わってきます。

 

 

2.私がやっている予習の内容

 

レッスンでアウトプットする前提で予習する。

このイメージで取り組みます。

 

① 語彙・文法の確認

 

先ほどもお伝えしたように、最低限は語彙と文法の確認をします。

理由は、「自分で簡単にできることだから」です。

 

語彙に関しては、知らない単語がないかをチェックし、あればネットを使って、意味発音を確認します。

実際に発音の練習をしてみることがポイントです。

発音が難しいものは、レッスン時に先生に確認してもらいます。

発音のチェックは1人ではできないことなので、これこそがレッスン時に重点的にやることの1つとしています。

 

② フレーズをひたすらスピーキング

 

英会話教室でもオンライン英会話でも、教材を基に進めていくことがありますね。

その教材を使って、ひたすら英文を口に出してスラスラ言えるように練習します。

特に初めて使うフレーズだと、途中で噛んでしまったり、文字がないと言えない!ということがあると思います。

ですがレッスン前にそれを解消しておくことで、レッスン時には発音やイントネーション、リンキングに特化したことができます。

 

③ レッスンで話すことをイメージしてスピーキングの練習

 

レッスンはただ載っている英文を読むだけではないですよね。

それにまつわる自身の体験や意見を述べる時間が必ずあります。

それを想定して、スピーキングの練習もします。

 

「ショッピングでの値段の交渉」というテーマでしたら、

「値段の交渉をしたことがある?」

「その交渉は成功した?」

「基本的に日本では、値段の交渉はできないよ」

など、思いつく限り英文を自分で作ってみて実際に口に出して言ってみます。

その時に、言えないものが出てきたら自分で調べて言えるように練習します。

自分でできることはとことん潰しておくように心がけています。

 

④ 確認事項、質問を整理する

 

発音が苦手なものや、ネットで調べてもわからなかったことを、

次のレッスンで確認したいことを事前にまとめておきます。

このようにしておくと、自分でレッスンをアレンジできるようになり、受け身のレッスンではなくなるはずです。

初心者さんにとっては「自分主体でレッスンを進めるだけの英語力がない!」なんて思うかもしれませんが、スピーキング力と主体性は必ずしも比例しません。

質問の時に使うフレーズを即座に作れないのなら、事前に用意しておく。

だからこそ予習をして、レッスンに臨むのです!

 

 

3.復習は何をやる?

 

復習の内容は、主に2つ。

  1. 事前に用意した質問の内容の確認
  2. レッスン中で言えなかった語彙やフレーズの確認

 

予習の時点で、ある程度レッスンの流れを想定してスピーキングの練習をしたとしても、レッスン中に言えなかったフレーズや単語がある場合、正確な表現を調べてそれを言えるように練習します。

自分で解決できない場合は次のレッスンの質問事項に追加します。

そのためにも、レッスンが終わった直後に言えなかったフレーズなどを日本語でばーっと書き出してみましょう。

 

私の復習はあまり時間をかけません。

なぜなら予習の時点で、レッスンのメインの部分はできるようになっているはずだからです。

レッスンのメインの部分に関しては、一か月後にスラスラ言えるか確認する程度です。

 

 

4.あとがき

 

予習と復習の割合は8:2くらいです。

それほど予習に力を入れています。

 

最初は噛みっ噛みで、「今回はやばいな…」と思っていても、毎日口に出していれば見違えるようにスラスラ言えるようになります。

頭が覚えているというよりも、口が覚えているという感覚になります。

それくらい自然に、バーッと言えるようになります。

 

こういった成功体験を1度でもすると、予習の効果を実感できるでしょう。

皆さんも是非、予習の割合を増やして学習してみてください。

レッスンが見違えるように効率よくすすみ、あなたの英語力の成長スピードもぐんと上がるはずです。