「洗剤のコーナーってどこにある?」
「そこの化粧品のコーナーを過ぎたところだよ。」
「今何時?」
「1時過ぎだよ」
時間や場所の「~過ぎ」は共通して前置詞 past で表現することができます。
1.Past
past という単語を聞いたことがある人、多いはずです。
ですが上手く使いこなせているでしょうか?
品詞の観点で見ると、
名詞・形容詞・副詞 といろんな使われ方をされる単語です。
では、前述のフレーズを英語にしてみましょう。
場所
洗剤のコーナーってどこにある?
Where can I find the detergent section?
化粧品のコーナーを過ぎたところだよ。
It’s just past the cosmetics section.
これらでは past は前置詞として使われています。
ですので、前置詞の後ろは必ず名詞です。
ここでは、the cosmetics section が名詞に当たりますね。
past + 場所 で、(場所)を過ぎたところ となります。
ネイティブはIt’s を省略して言うこともあるようで、この形も何度か耳にしました。
化粧品のコーナーを過ぎたところだよ。
Just past the cosmetics section.
時間
今何時?
What time is it?
(昼の)12時過ぎだよ。
It’s past noon.
past + 時刻 で、○時過ぎ となります。
It’s past 1 o’clock.
It’s past midnight. etc…
2.Pass と Past の違い
past とよく間違われるpass があります。
まず、pass は「通る」「過ぎる」などといった意味を持つ動詞です。
※正確に言うと名詞でもありますが、ここでは動詞のpass と間違いやすいので説明は省略します。
玄関であなたを見かけたとき、あなたは私を通り過ぎたよ。
You passed me when I saw you at the entrance.
意味は似ていると言えば似ていますが、品詞の観点から使い方が違うことがわかります。
3.あとがき
前置詞past を知っておくだけでも、咄嗟の一言が言えるようになります。
「○○どこにある?」「今何時?」
日常会話で使うフレーズですので、是非覚えてくださいね!