超簡単!That’s を使ったリアクションをアナと雪の女王2から学ぶ。

今回は、アナと雪の女王2(原題:Frozen IIから

初心者さんでも真似しやすい!

That を使ったリアクションを見ていきます。

 

ネイティブもよ~く使いますし、実践でも取り入れやすいので

英会話をやっている人は、一緒に勉強しましょう!

 

1.映画のワンシーンを見てみよう

 

まずは、実際にそのリアクションが行われたシーンを見てみましょう。

 

アナとエルサのお父さんが、お父さんの子供の頃の王国の話を娘たちにしてあげるシーンです。

 

(アナとエルサのお父さん)

そして君たちの祖父ルナード国王が平和の贈り物として巨大なダムを造った。

In honor of that, your grandfather, King Runeard, built them a mighty dam to strengthen their waters.

It was a gift of peace.

(アナ)

それは大きな平和の贈り物ね。

That’s a big gift of peace. 

 

後者のアナのセリフが今回見ていくThat’s を使ったリアクションです。

アナのセリフの方は非常にシンプルですが、いくつかポイントがあります。

これを知っているだけでも、非常に日常会話でも役に立ちますので見ていきましょう!

 

2.That’s の使い方

 

That’s は、That is の短縮系ですね。

ここまでは知っている人は多いはず。

 

では、Thatと同じ代名詞のIt と 同じく代名詞のThat を使い分けることはできますか?

非ネイティブにとって、ネイティブと同じレベルでItThatを使い分けるのは難しいです。

単純に、It は日本語で「それ」、Thatは「あれ」ではないからですね。

ですが、今回のThat はなぜIt ではなくThatなのか、比較的理解しやすいものになっています。

 

相手が話した事柄はThatで受ける

 

私たちも日本語でこのような会話をするでしょう。

A:昨日、大雨のせいで洗濯物を全部洗い直したんだよね。

B:それは大変だったね。

 

Bが言う、「それ」はAが話した事柄(大雨のせいで洗濯物を全部洗い直したこと)を指しますね。

日本語ではこのように、相手の話した事柄を「それ」というのが普通です。

これを「あれは大変だったね。」というと少し意味が違ってきます。

あたかも大雨の時にAとBは一緒にいたかのように受け取ってしまいます。

 

このように英語も決まって、相手の話した事柄は通常、Thatで受けます。

ですので、今回のアナ雪のワンシーンで考えてみましょう。

 

アナのThat は、何を指しているでしょうか?

 

お父さんがアナとエルサに話した事柄全体(平和の贈り物として、巨大なダムをしたこと)です。

 

私の英会話の初心者時代は、英語の主語がわからず思考停止。ということがよくありましたが、そのうちの1つがこのThatでした。

相手が話した事柄はThat。これを知っておくだけで、以前の私のように主語に迷うということが減るはずです。

日常会話では、相手の話に対しての「それはよかったね!」「それは大変だったね」といったリアクションの主語は大抵Thatです。

 

これで日本語の「それ」=It, 「あれ」=That ではないこがお分かりいただけるでしょう。

 

That’s + 形容詞 + 名詞

 

今回のアナのリアクションをもう一度見てみましょう。

 

それは大きな平和の贈り物ね。

That’s a big gift of peace. 

 

That’s に続くものは、a big gift of peace. となっていますね。

お父さんが、It was a gift of peace.と言っているのに対し、big「大きな」という形容詞を付けて強調してリアクションしていることがポイントです。

また、名詞はそのままコピーし、形容詞を付け足している。という点も私たちが真似しやすいポイントです。

 

このように、That’sを使ったリアクションの場合は形容詞が次に来ることが多いです。

場合によっては、今回のように形容詞の後には名詞が続きます。

 

それ、凄いことじゃん!

That’s a big deal!

 

否定のリアクションは単純にnotを付けるだけです。

 

そんなの大したことないよ。

That’s not a big deal.

 

That’s + 形容詞

 

シンプルな形 That’s +形容詞だけでもリアクションができますし、よく使われる形です。

こちらの方が簡単ですし、文の短いので初心者さんでもすぐに使いこなすことができるでしょう。

 

それは素敵ね!

That’s wonderful!

いいじゃん!

That’s nice!

 

ネガティブな意味のリアクションでは、nottoo, so などの形容詞を強調する副詞を一緒に使って表現することも多いです。

 

あんまり良くないね。(微妙だね)

That’s not so good.

それは最悪だね。

That’s too bad.

 

英語には物凄い量の形容詞がありますが、リアクションで使われる形容詞は意外と限られているものです。

誰でも知っているような形容詞こそ超万能。

オンライン英会話をやっている方、That’s+形容詞(+名詞)のリアクションを積極的に使ってみてください。




 

3.あとがき

 

初心者のうちは、挨拶もリアクションもなかなか上手くできませんね。

ですが、それらはほとんど定型文。

今回紹介したように、That’s と知っている形容詞を並べるだけでリアクションが取れますし、アナのように相手の言ったことをそのままコピーしてThat’s に繋げることもできます。

是非、実践で使ってみてください。

 


 

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