英語の「時制の一致」をModern Family で学ぶ。

可愛いと思ったから!

Because I thought it would be cute!

Modern Family Season1 ep.22

 

今回は、アメリカの大人気Sitcom「Modern Family」から、

「時制の一致」が行われてるワンフレーズ

を見ていきます。

 

1.時制の一致って何?

 

まずは、実際のModern Family のワンシーンで使われたセリフを見てみましょう。

 

ミッチェル

なんで彼女に迷彩柄を着せたの?

Why did you dress her in jungle prints?

だってかわいいと思ったから!

Because I thought it would be cute!

キャメロン

 

ミッチェルとキャメロンの娘であるリリーがジャングルで迷子になってしまい、彼女に迷彩柄を着せたことに文句を言っているシーンです。

 

ではこのセリフで、「時制の一致」が行われているのはどちらでしょうか?

 

 

後者のキャメロンのセリフです。

 

 

VとV’の時制が同じ場合

 

かわいいと思ったから!

Because I thought it would be cute! 

 

注目すべき動詞は、thoughtwould、そしてどちらも過去形になっていることです。

ミッチェルとキャメロンのセリフから考えられるのは、

キャメロンが買い物で迷彩柄の服を見つけて「かわいい!娘に似合う!」と思って購入し、娘に着させたことが想像できますね。

つまり、その買い物の時の「それがかわいかった」ことと「そう思った」時が同時であり、それはもう過去のことです。

今現在の視点からみて、その買い物の時の感情はどちらも過去のことだから、thoughtwould がどちらも過去形になり、時制が一致しているという仕組みです。

 

日本語の思考回路で考えてしまうと、

 

可愛いと思ったから!

Because I thought it will be cute.  /  Because I thought it is cute.

 

このようになってしまう方がいると思います。実際に私もこのように話してしまうことが多かったです。

「思った」を過去形thought にすることは簡単に理解できますが、

その後S’+V’が続き、VとV’の時制が一致している出来事の場合、時制を揃えることが一般的です。

 

VとV’の時制が違う場合

 

S+V+S’+V”…になっているからといって、VとV’の時制が常に同じである訳ではありません。

現在+過去、現在+未来になる場合もあります。

 

これから雨降ると思う。

I think it will rain.

 

そう思うのは「今」、雨が降るのは「未来」です。

 


 

さてこの英語の文章から考えられるシチュエーションはどちらでしょうか?

彼はパリに行くと言った。

He said he is going to Paris.

 

  • 彼は既にパリへ行った
  • 彼はまだパリへ行っていない

 

一般的に考えられるのは、後者の方です。

未来のbe going to が使われているので、「まだパリへ行っていない」ことが想像できます。

 

彼はパリに行くと言った。

He said he would go to Paris.

 

一方でこちらは、既にパリへ行ったことが想像できますね。

 

過去形や過去完了形を学んだ人は感じたかもしれませんが、英語では「いつ」から見た「何」なのか。を気にする言語です。

日本語をそのまま直訳しようとすると、英語においての時制の一致にならない場合があります。

私もこの英語の時制の一致の概念を知るまで、間違ったままの時制で話していました。

これを機にきちんと使えるようにしたいです。

 

2.時制の一致が行われない場合

 

実は、時制の一致は必ずしなければいけないものでもありません。

それは、セリフ風に感情をのせる場合です。

 

「かわいい!」って思ったの。

I thought “It will be cute!”.

 

彼は「これめっちゃかわいい!」って言ってたよ。

He said “This is so cute!”.

 

S’+V’のV’がそのまま現在形になっています。

このように時制の一致が行われない場合もありますが、海外ドラマをみていると時制を一致させて話す方が一般的であるように感じます。

感情をのせて言いたいときは、時制の一致なしの方が相手に伝わりやすいこともありますね!

3.あとがき

 

時制の一致について英語のサイトで調べてみたところ、第二言語で英語を話す人にとってはcommon mistakes(よくある間違い)だそうです。

言語によっての時制の一致の考え方が違うことが原因と考えられますね。

 

今後は、時制の一致(特に前後で時制が違う現在+過去など)が行われているフレーズを見つけたらこのページに例文を追加していこうと思います。

随時更新していきますので、一緒に勉強していきましょう。

 


 

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