過去の推量could have PPをFRIENDSから学ぶ。

俺だったかもしれない。

It could have been me.

F.R.I.E.N.D.S Season2 ep.3

 

今回は、アメリカの大人気Sitcom「F.R.I.E.N.D.S」から、

過去の推量を表す could have PP

を見ていきます。

 

1.couldcan の過去形ではない

 

could が使われるワンフレーズを今までに何個か見てきましたが、そのほとんどは

couldcanの過去形として使われていない

ということです。

もちろんcanの過去形として使われることもありますが、頻度としては「推量のcould」として使われることが多いのです。

 

そして、今回のワンフレーズのcould も「推量のcould」です。

まずは、「今回のcouldcanの過去形ではない」ということを頭に入れて見てみましょう。

 

2.時制が重要!could  VS. could have PP

 

「推量」という言葉は、「推測できる可能性」をイメージして頂けるといいでしょう。

そしてその「推測できる可能性」にも時制が存在します。

 

先にまとめると、

  • まだ起こていないことの可能性は、could
  • 既に起こったことの可能性は、could have PP

という文法になります。

※PPは過去分詞のことです。

 

では詳しく見ていきましょう。

 

まだ起こっていないこと

 

明日は一日ここにいれるかもしれません。

I could be here all day tomorrow.

 

この例文のポイントは2つ。

  1. 未来のこと
  2. 100%の確信はないこと(あくまでも可能性の話)

 

「明日」という未来のことについての話をしていますね。

ですので、先ほどの文法のルールに当てはめるとcouldで表現できることが分かります。

 

この未来の可能性のcouldが使われているワンフレーズは、別の記事でまとめていますので

是非こちらも参考にしてみてください。

推量の’could’を映画Over the Moonから学ぼう!

 

既に起こったこと

 

そして、今回のワンフレーズがまさに「既に起こったことの可能性」です。

もう一度見てみましょう。

 

私だったかもしれない。

It could have been me.

 

このワンフレーズが、使われた経緯を軽く説明します。

レイチェルたちが住んでいるアパートの下の階に住んでいたおじいさんが、掃除中に急死してしまいました。

あまりにも突然だったので、同じアパートの住民たちも驚きが隠せません。

 

急死ということから、

「誰でもその可能性はあるよね。」

「私も例外ではないよね。」

「それは私にもあり得たのかもしれない」

といった意味でこのワンフレーズは使われています。

 

「既に起こったこと」に対しての可能性だったので、could have PPということですね。

 

このシチュエーションの場合は、少し意味を変えて未来の可能性could を使っても英文が作れます。

例えば、「いつか私もおじいさんと同じように急死してしまうかもしれない。」という「未来の可能性」について言う場合は、

 

私も彼のようになってしまうのかも…。

I could be like him too…

 

このような意味で言うならば、未来の可能性のcould でも表現できそうです。

その時の心情が未来のことなのか、過去のことなのかで、couldcould have PP を使い分けましょう

 

もう少しイメージを湧かせるために、例文を作ってみました。

 

誰かが昨日、これを忘れていったのかもしれない。

Someone could have forgotten this yesterday.

 

その台風は日本に来てたかもしれないよね。

The typhoon could have come to Japan.

※動詞の原形come の過去分詞は、comeです。(came だと思ってた!笑)

 

昨日見たのは、君だったのかもしれない。

It could have been you who I saw yesterday.

 

どれも既に起こった過去の可能性についてなので、could have PP で表現できます。

3.could と同じように使えるmay, might

 

could have PP と同じ意味で使えるものがあります。

  • may have PP
  • might have PP

 

先ほど紹介したこちらの記事にも記載していますが、これは未来の可能性を表すcould も同様のことが言えます。

may, might, could は近い意味を持ち、3パターンの英文が作れるということです。

 

明日は一日ここにいれるかもしれません。

  1. I may be here all day tomorrow.
  2. I might be here all day tomorrow.
  3. I could be here all day tomorrow.

 

それは私だったかもしれない。

  1. It may have been me.
  2. It might have been me.
  3. It could have been me.

 

このmay, might も併せて覚えておきたいです。

4.あとがき

 

今回は、またまたcould を取り上げてみました。

本当に非ネイティブの私にとってはcould はややこしい存在です。

could = can の過去形」という概念は一度捨てて、柔軟に使いこなせるようにしていきたいです。

 

▼could が含まれるワンフレーズはこちら

英語の「控えめなお願い」をディズニー映画から学ぶ。「買い占める」「手あたり次第にやる」は英語で何て言う?「買い占める」「手あたり次第にやる」は英語で何て言う?乗せてくれない?は英語で何て言う?推量の’could’を映画Over the Moonから学ぼう!

 


 

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